きっと役に立つ亀飼育経験者の亀の飼育初心者に知って欲しい注意点
前回自分自身がアカミミガメを飼育していた。
という事を書き、投稿しましたが今回はこれだけはしないようにしよう!
と感じた事について書き込んで行こうと思います。
①亀だけでなく生体を選ぶ時は小さくて可愛いからこの子にしようと言う考えで購入する事はおすすめ出来ません。
実際この前亡くなった亀ちゃん(1番初めの生体)の他に2匹の亀ちゃんを飼育したのですが2匹目の購入の時にその過ちを犯してしまいました。
自分自身まだ幼かった。というのもあるのですがその当時1匹目の亀ちゃんが小さく、幼い自分は『1代目の子が虐められてしまうのでは?』とでも考えたのでしょう。
かなり小さくじっとしている子を選んでしまいました。しかし家に迎えて1週間足らずで亡くなってしまったのです…。
今更遅いとは思うのですが亡くなった亀ちゃんには謝りたい…。
② 多頭飼いする時は注意しましょう。我が家では1匹目の子と2匹目の子。そして2匹目の子が亡くなってから地元の祭りで3匹目のアカミミガメをお迎えしました。
今度はかなり活発で飼い主にも威嚇してくる程元気な子。1匹目の子は飼い主にも威嚇してこないし近所の子供に触られても威嚇せずされるがまま、かと言って嫌であれば目線で『やめろ』と伝えてくる子だったのですが…1年経ってとある夏の日、朝2匹にご飯をあげようと見に行ったら3匹目の亀ちゃんが何故か突然ししてしまったのです。
原因を調べたのですが不明。しかし餌は1匹目と3匹目、同時に与えていたのでもしかしたらご飯が食べられていなかったと言う可能性が浮上しています。
③偏食による栄養バランスの偏りには注意しましょう。意外と雑食系等の強い亀ちゃんでも好き嫌いがはっきりしている子がいるんですよ…。
我が家の亀ちゃんもそうでした。人工飼料をメインに与えていたのですがその飼料も『カメ元気』という人工飼料しか食べませんでした(苦笑)
初めはテトラレプトミンの人工飼料を与えていたのですが一口も食べず。
何か食べるものを…と与えてみたのが川エビ。
川エビは我が家の亀ちゃん達に大好評…だったのですが今度は川エビしか食べなくなって栄養が偏り、目が開かなくなる始末に…少し強引な手法ですが無理やり人工飼料を食べさせて事なきを得たという感じです。
初めて亀を飼育した為『亀ってここまで偏食になるのか!?』と驚きましたね(苦笑)
④脱走を甘く見てはいけません。
話すのは辛いですがあえてもう一度記載します。
我が家の1匹目の亀ちゃんは脱走して三階から落下、その3週間後に亡くなりました。
最愛の亀ちゃんに痛くて苦しい思いをさせてしまった事を未だに後悔しています。
勿論ベランダには脱走防止の柵とケージを設置していたのですが、甲長もかなり大きくなっていた為『この位なら脱走は出来ないだろう』と甘く見てしまったのです。
特にアパートやマンションのベランダで亀ちゃんを放牧する際は網目の細かい柵をベランダ全体に設置する。もしくは亀ちゃん放牧用のケージに確実に入れて脱走できないようにするようにしてください。
亀は網目に四肢をかけてよじ登ります。
ケージに入れる際はよじ登って脱走しないように上側にも網目状の蓋がある物を選ぶのが無難だと思います。一応こんな感じだよ?という参考にAmazonの商品のリンクを貼っておきますね。
年々爬虫類の飼育者は増えてきています。
中には『爬虫類って病院に行くの?』と、疑問に思う人もいるでしょう。
亀を含めた爬虫類も、体調を崩す事はあります。
しかし犬や猫と違い、鳴き声等で『苦しいよ助けて』と言うように知らせる事は出来ません。
なので飼育している亀ちゃんを毎日観察してあげてください。観察する事で『あれ?今日はなんかおかしいぞ?』ということに気づけるのです。
そして事前に爬虫類を見てくれる病院を探しておく事も大切です。
これから亀ちゃんを家族に迎え入れる方はお迎えした子に愛情を持って接してあげてくださいね?
彼等はきっと時間はかかっても答えてくれます。
亀は種類によって大きくなる子、小さいサイズの子、活発な子、神経質な子と様々です。
お迎えする前に飼育したい種類の亀ちゃんについてよく調べて置くといいかもしれません。
最後になりますが
一目惚れで購入したとしても決して野生下に捨てたりしないでください。
飼育下と自然下では環境が全くもって違います。
それに彼等は飼い主を必要としています。
自分はアカミミガメをお迎えする際、よく調べていませんでしたが『大きいから嫌い』というのはありませんでした。
大きくなろうが小柄だろうが大切な家族なのは変わりないのです。
『我が家の亀ちゃんが宇宙一可愛い!』と大声で叫べるくらい愛情を持ってペットの亀ちゃんと一日一日を大切に過ごして欲しい。
其れが元カメ飼育者・ロストからの願いです。